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(50音順)
<あ>
アタマとシッポは呉れてやれ
天井で売ろうとか底で買おうなどと欲をだして、骨までしゃぶろうとするのは失敗のもとである。利食いをした株はだれかが反対売買をするわけだが、その相手にも多少は食べられるところを残しておこうという気持ちをもつことが肝要。
当たり屋にチョウチン
好調なときは不思議にすべてがうまくいくもので、「当たり屋」は売買すれば必ずといっていいほど利益をあげる。思うように利益のあがらない人は、あれこれ悩まずに「当たり屋」に便乗し、売買を真似るのもひとつの方法である。
当たり屋につけ
売っても買っても連戦連勝という「当たり屋」が現れることがある。売買のタイミングが、相場の周期にぴったり合って、やることなすことすべてがうまくいくように思われる。便乗して、同じ売買をしてみるのもひとつの方法かもしれない。
行き過ぎもまた相場
相場には勢いというものがある。これ以上株価が高くなるはずはないと考えていても、勢いがついていると、さらに値上がりすることがあるが、これもまた相場のうちである。同時に、行き過ぎがあれば、その反動を覚悟しなければならない。
命金には手をつけるな
株式投資は余裕資金で行なうことが大切である。命金に手をつけて、切迫した気持で投資をすれば、冷静な判断が難しくなって失敗することが多い。無理をしてまで投資をする愚は避けるのが良い。
疑わしいときは何もするな
年中、売ったり買ったりしていなければ気のすまない人がいるが、相場の動向が疑わしいときに売買をしても、良い結果をうむはずがない。相場の見通しがたたないままに株式投資をする愚は避けて、いったん休むことも大切である。
売り買いは腹八分
最高値で売ろうとか最安値で買おうなどと思わず、八分目くらいで我慢するのが良い。また、相場に全ての資金を投入しては失敗のもと、こちらも八分目が肝要。
売り買いは三日待て
材料が出たら、われ先に飛びつかずに、よく調べることが大切である。その間に、大衆がいっせいに売買しているときの不自然な相場は落ち着いてくる。そのあとで仕掛けても、材料が本物であって実際に株価が動くなら、大勢に影響ないといえる。
売り買い休みの三筋道
相場で利益をあげれば「もっと儲けたい」と欲をだし、損をすれば「取り返さなければ」と焦って、信念もないままに売買を繰り返しがちである。しかし、相場の見通しに自信がもてないときは、いったん休むのが良いこともある。
売りにくい相場は安い
株価が安いときは売りにくく、安いからというだけの理由で、株式を買うことがある。しかし、株価が安いのには事情があることが多く、安値で長く放置されることになりかねない。値ごろ観だけで判断することは避けるべきである。
売りは早かれ、買いは遅かれ
底の期間は一般に長いので、買いはじっくり構えたほうが安く買えることもある。一方、天井の期間は一般に短いので、売りは迅速に行動するのが良く、もう少しと欲張っていると、機会をのがすばかりか損失になってしまうこともある。
売りやすい相場は高い
株価が高いというただそれだけの理由で売っても、思惑どおりに行かないことがある。株価が高いのには、それなりの理由があることが多く、そうした理由も考えずに、単なる値ごろ観や利回り採算だけで判定することは避けるべきである。
売るべし買うべし休むべし
相場に売りと買いしかないと思うのは誤りで、疑わしいときは休むことも大切である。ひとつの売買が終わったら、市場の環境や相場の動向を観察する余裕を持ち、つぎの機会に備えるのが良い。
大保合いは大相場
相場が保合いに入り、上にも下にも動かなければ、たいていの人はいや気がさし、持ち株を投げ出したくなる。しかし、いったん株価が動きだせば、我慢していた人がいっせいに買って出て、保合い期間が長いほど大相場になることが多い。
押目待ちの押目なし
上げ相場になって買いそこなった人が、押目を待って買おうと思っても、相場の勢いが強いときには、株価は上がる一方で、望みどおりには下がってくれない。結局、せっかくの買いチャンスを逃がすことがある。

<か>
買いたい弱気、売りたい強気
買いたい弱気は、上げ相場で買いたい人が、少し下がったところで買いたいという気持ちがあると、それがきっと下がるだろうという期待に変わって、逆に一時的な弱気となり売ってしまうことがある。売りたい強気は、その反対。
買いにくい相場は高い
株価が高いというだけで手を出したがらない人がいる。しかし、株価が高いのには、先行きの業績の伸び、増配の予定、人気の上昇などの理由があることが多い。ただ単に高いというだけで敬遠していては、せっかくの好機をのがすことにもなりかねない。
買いやすい相場は安い
ある株式だけが安いからといって無条件で買っても、思惑どおりに行かないことがある。株価が安いのには、業績が思わしくない、人気がつきにくいなどの理由があることが多く、安値が続くと、結局は、がまんできずに投げ出すことになりかねない。
必ずしも市場にいる必要はない
相場の小幅な上げ下げに一喜一憂し、年中、売買を繰り返していても、良い成果は期待できない。長もちし大成しようと思うなら、欲をだして目先の利益を追うよりも、肚をすえてどっしり構えるのが良い。
株価の里帰り
どんどん上昇した株価は、人気が過熱となって上に行き過ぎたあと、その反動で下げはじめ、結局もとの水準に戻る。反対に、高値から下落した株価も、いつかまたもとの水準に戻る。「株価の習性」を現わしている。
株価はもとの古巣に帰る
株価が上げ下げする要因のひとつに、人気というものがある。人気が過熱ぎみのときは、妥当とみられる水準に達したあとも株価は上がり続け、行きつくところまで行かなければおさまりがつかない。しかし、人気がいつまでも続くはずもなく、結局、もとの水準に戻ることが多い。
株というものは高いときには最上に、安いときには最低にみえるものだ
株価が上がって楽観的な見方が優勢になり、だれもが買いにまわるときには、天井が近づいていると考えるのが良い。反対に、株価が下がって悲観的な見方が優勢になり、だれもが売りにまわるときには、底が近づいていると考えるのが良い。
株を買うより時を買え
銘柄を選ぶことは大切であるが、投資の時期(タイミング)を選ぶことのほうがもっと大切である。どんなに良いと思われる銘柄でも、買い時を誤ると成果はなかなかあがらない。「株を選ぶ前に時を選べ」も同じ意味。
閑散に売りなし
株価が大きな動きを繰り返したあと、やがて動かなくなり、商いが細っていくと、市場は閑散とした保合い状態となる。この状態が長く続けば、多くの人は持ち株を投げ出したくなるが、売り物が一巡すると反騰に向かうことが多い。
逆日歩に売りなし
信用取引の売残に対して買残が少なくなればなるほど、逆日歩は大きくなり、売り方は窮地に立つ。そうなると、売り方は高値を承知で買い戻すことになり、踏み上げによって株価は一段と高くなることが多い。
逆日歩に買いなし
逆日歩が大きくなり、踏み上げによって株価が一時的に急騰しても、踏みが完了すると、その反動によって急落することは避けられない。少し長い目でみた場合は、「逆日歩に買いなし」といえるかもしれない。
小回り三月、大回り三年
相場の上げ下げにはサイクルがあり、その期間のメドは、短期は三か月、長期は三年間と考えられることが多い。短期の売買をする人も、長期の売買をする人も、このサイクルのなかの売り買いの時期をはずさないように心がけるべきである。

<さ>
指し値を取り消すな
いったん指し値注文をだしたものの、株価の動きにつれて不安になり、ついに取り消してしまうことがある。一時的な思いつきでなく、事前に十分な調査と分析をしていれば、簡単に指し値を取り消すこともない。自分の判断に自信をもつことが大切である。
三割高下に向かえ
相場が上げるにしても下げるにしても、「三割」は転機になることがある。したがって、三割上がったところは売り、三割下がったところは買いとするのも、ひとつの戦法といえる。また、「三割」までは相場の流れにしたがうのが自然なのかもしれない。
筋の耳うちは信用するな
相場や特定の銘柄に精通した人たち、いわゆる「筋」からの情報には、意図が隠されていることがある。それを鵜呑みにして売買しても、必ずしも利益を得られるとはかぎらない。着実に成功しようと思うなら、目先の情報にたよって小回りを利かすよりも、自分なりの信念をもってじっくり構えるほうが良い。
相場師は孤独を愛す
株式投資では、大勢に順応し人並みにやっていたのでは、人並みの結果しか得られない。成功するためには、ほかの人がやらないことを黙々とやり続けることが肝要。お金持ちになりたければ「孤独」に耐えることが必要である。
相場に過去はない
株式投資では、前向きの姿勢が大切である。「あのとき、あの株を買っておけばよかった」などと反省してもはじまらない。いたずらに過去にこだわっていると、大きな好機をつかみそこなうモトとなる。
相場の器用貧乏
売っても買ってもソツなく小幅な利益をあげ続け、周囲から羨望の目でみられる人がいる。しかし、小手先を利かせて大成したという話はあまり聞かない。長い目でみれば、目先の利益を追うよりも、肚をすえてどっしりと構えるほうが良いのかもしれない。
相場は明日もある
材料が発表されると、一刻も早くと売買をする人がいるが、よく確認してからでも遅くない。大衆がいっせいに参加すると、株価は不自然な動きになることが多く、そのあとに現われる相場こそ、本来のものといえる。あせらずに機会をじっくり待つことが大切である。
相場は相場に聞け
相場が思うように動いてくれないときは、自分の判断の誤りを認め、反省すること。意地をはっていると、損失を増やすことになる。相場のゆくえは、相場だけが知っている。相場に素直にしたがうのが良い。
備えあれば迷いなし
株式投資では、判断に際しての自信が大切であるが、同時に、十分な資金を備えておくことも重要である。ギリギリの資金で投資をしていると、つねに切迫した気持になり、ちょっとしたことにも迷って、適切な処置ができなくなる。
損切りはすばやく
買った株が値下がりしたとき、自分の下した判断に未練を残し、株価が戻ることを期待してそのまま持ち続ける人が多い。しかし、たいていは「損が少ないうちに売っておくのだった」と後悔することになる。自分の判断に疑いをもったときは、すばやく見切って客観的な立場で考え直すのが良い。
損は落とせ、さらば利益は大ならん
買った株が値下がりし、自分の判断の誤りに気がついたら、手遅れにならないうちに思い切って売るのが良い。株価が戻ることを期待してそのまま持ち続けても、結局、安値で投げざるをえない羽目に陥ることが多い。失敗を素直に認めて、損失を最小にくいとめることが成功の鍵である。
<た>
高値おぼえ、安値おぼえ
高値おぼえは、相場が下降に転じた後も、以前に売りそびれた高値を忘れられずにいると、いまの株価では売れないという結論をもたらし、結局は転換期をつかみそこなうことがある。安値おぼえは、その反対。希望的観測にすがりつくことなく、前向きの姿勢を心がけることが肝要である。
つかぬときはやめよ
相場で損をすれば「今度は取り返そう」と意地になりがちだ。知らず知らずに入り込んでいる焦りの気持は、相場には大禁物である。そういうときは出動を取りやめて、いったん休み、心身のコンディションを整えて、つぎの機会に備えるのが良い。
強気も弱気も株で儲けられるが、欲張りはダメ
強気にせよ弱気にせよ、株式相場で儲けるためには、欲張って無理をしないことが大切である。最高値で売ろうとか最安値で買おうとしないこと、投資は余裕資金で行ない、決して全財産を投入しないことが肝要。
天災は買い向かえ
天災などのような突発事件に見舞われたとき、その株は一時的に売り込まれることがある。しかし、企業基盤がしっかりしていさえすれば、短期間のうちに回復することも多く、絶好の買い時といえるかもしれない。
天井三日、底百日
相場の推移は、緩やかな上昇から始まり、急騰して天井に達し、すぐに急落して底に達したあとは、つぎの上昇が始まるまで長い間横ばいを続けることが多い。勝負どきはわずかの期間だけであり、もし時期をはずしたことに気が付いたら、早目に処置をしないと、長い間待たなければならなくなる。
天井を売らず、底を買わず
天井や底の値段はだれにもわからない。最高値で売ろうとか最安値で買おうなどと欲張って無理をせず、天井や底の近くに達して、もうそろそろと思ったところで売買するのが良い。
天井を買わず、底を売らず
相場の騰落には限度がある。上げているときはその後必ず下がる、下げているときはその後必ず上がると考えるべきである。いずれ天井や底がやってくることを忘れて、まだ上がる、まだ下がると欲張るのは失敗のもとである。
遠くのものは避けよ
株式を選ぶのに、あまり良く知らない銘柄に目を向けるよりも、仕事や日常を通じて、多少とも知識をもっている銘柄を選ぶほうが良い。不得手、不確実なものは避けるべきである。
ドタバタは避けよ
株式投資で最も大切なことは、売買に際しての確固たる信念である。これが軟弱であれば、ちょっとしたことにも動揺しやすくなる。自分の判断に信念をもっていさえすれば、相場の上げ下げに一喜一憂し、ドタバタと売買を繰り返すこともない。
突発事件は売るな
突発事件に見舞われたとき、その株は売り込まれることが多い。しかし、みんながいっせいに売り急いでいるときの相場は不自然で、妥当とされる株価を大きく下回ってしまうことも多い。悪い材料が出たら、できるだけ冷静な評価をしたうえで、あわてずに判断をするのが良い。
友なき方へ行くべし
株式相場は、上げばかりでもなければ、下げばかりでもなく、どこかで転機を迎える。周囲の環境に順応することが大切なときもあるが、群集心理があまりにも一辺倒になった場合には、付和雷同を戒めるべきかもしれない。

<な>
二度に買うべし、二度に売るべし
自分の判断に自信があっても、相場がその通りに動くとは限らない。買うときは、まず少しだけ買ってみて、株価が上がらなければそのまま待ち、予想どおり上がったら、本格的に買い増すのが良い。売るときも同様。
ぬれ手にアワはつかめない
欲に迷うと、知らず知らずのうちに無理をしてしまうことがある。天井で売ろうとか底で買おうと思わず、八分目くらいで満足すること。相場に決して全財産を投入しないこと。これらを常に心がけ、無理な投資はしないのが良い。
眠られぬ株は持つな
相場の動きをつねに気にしていると、小さな上げ下げに一喜一憂して、年中、売ったり買ったりしてしまいがちであるが、これでは成功にはおぼつかない。無理のない売買を心がけ、じっくりと構えて、大勢を見失わないことが大切である。

<は>
初押しは買い、初戻りは売り
上げ相場の初押しの場面では、最初に買い損なった人たちが押目買いのチャンスを待っていて、再び上昇することが多い。逆に、下げ相場の初戻りの場面では、最初に売り損なった人たちの戻り売りにより、再び下落することが多い。
早耳の早耳だおれ
情報の中には、未確認のものや人為的な噂なども多く、全てが真実であるとは限らない。いち早く情報に飛びついて利益を得ようとしても、必ずしも成果は期待できず、反対にどっしりと構えて売買をするほうが良い結果をうむ場合が多い。
バラを切るごとく売るべし
苦心して育てたバラを八分咲きで切るのは惜しい気もするが、満開になってからでは、もらって喜ぶ人はいない。株を売るときも、最高値で売ろうと思わず、八分目くらいで我慢し、その株を買った人にも妙味を残しておくのが良い。
引かれ玉は投げよ
建て玉が損勘定になったときは、いったん頭を冷やして、現状を正しく把握することが必要である。その上で、自分の判断に誤りがあったと気づいたら、思い切って手仕舞いをするのが良い。気持の負担を少なくし、サッパリとした気分で再起を考えるべきである。
人が売るときに買い、人が買うときには売れ
投資家は、とかく群集心理で動きがちだが、それでは大きな成功は得られない。四囲が「売りだ」とか「買いだ」と大騒ぎするころには、相場に終局が近づいている。他人とは反対のことをやったほうが、うまくいく場合が多い。
人の行く裏に道あり花の山
株式投資では、他人と同様の売買をしていたのでは、人並みの結果しか得られない。大勢があまりにも一方へかたより過ぎたときなどには、むしろ他人とは反対の売買をしたほうが、うまくいく場合が多い。

<ま>
曲がり屋に向かえ
曲がり屋は、やることなすことすべてがうまくいかず、売っても買っても必ず損失になってしまう。しかも、失敗すればするほど意地になって商いをすることが多い。曲がり屋に向かって反対売買をすれば、利益が得られるのかもしれない。
迷いが出たら売れ
買った株が値下がりすると、不安な気持に襲われ、迷いはじめる。自分の判断が誤りだったと気付いたら、思い切って売るのが良い。未練を残し、株価が戻ることを期待して持ち続けても、その保証はないし、戻るにしても長い間つらい思いをしなければならないことが多い。
見切り千両
買った株が値下がりしたとき、株価が戻ることを期待して持ち続けてもその保証はないし、結局は安値で投げざるをえなくなることが多い。いったん見切ることで大損が避けられるのならば、千両の価値があるといえるかもしれない。
麦ワラ帽は冬買え
好材料が一般に認知され、人気がでてきて、だれもが買いたいと思うようになったときには、すでに株価は高すぎることが多く、リスクも増しているものである。投資の時期を選ぶことは大切で、ほかの人が注目していないオフ・シーズンに仕込みを終えて、需要が高まるのを待つのが良い。
虫の好かぬ株は買うな
株式市場にはさまざまな情報がもたらされるが、なじみのない銘柄に目を向けるより、多少とも知識や親近感をもっているものを選んだほうがまちがいは少ない。自分の知らないもの、不確実なものには手を出さないほうが良い。
名人になるより素人らしく
うまく立ち回って、上げ下げ両方を手中におさめ、名人になったような気でいると、いつかウラ目が出て、それまでの利益をすっかり吐き出すことになる。株式相場は、そう簡単にわかるものではない。謙虚な気持ちを忘れずに、肚をすえてどっしり構えることが大切である。
名人は相場のこわさを知る
株式相場というものは、そう簡単にわかるものではなく、いかに名人でも百発百中というわけにはいかない。相場の上げ下げに運良く対応できて、利益が得られたとしても、わかったような気になることは、将来の失敗のもとになる。
目先観で相場を張るな
目先の上げ下げを追って売ったり買ったりしていては、小幅な利益は得られても大きな成功は期待できない。いつか必ずウラ目が出て、それまでの利益をすっかり吐き出すことにもなる。小回りを利かすよりも、肚をすえてどっしり構えるほうが良い。
もうはまだなり、まだはもうなり
もうそろそろ底(天井)だろうと思ったときは、まだ下値(上値)があることが多い。反対に、まだ下がる(上がる)のではないかと思ったときは、もう底(天井)に達していることが多い。
保合い放れにつけ
保合い状態が長く続くと、多くの人は売ることも買うこともできず、我慢を強いられることになる。しかし、保合いが完了し株価が一方へ動きだすと、我慢していた投資家がいっせいに流れに乗ろうとし、思わぬ大相場となることが多い。
戻り待ちの戻りなし
下げ相場になって売ろうと思うとき、少しでも高く売りたい気持から、戻りを待つことがある。しかし、期待は裏切られて株価はどんどん下がり、ついに売れなかったり底で投げる羽目に陥ることも多い。

<や>
休むも相場
相場の好機は、いつも続いてあるものではない。売り買いの判断に迷ったり、危険性が高いと思った時は、何もせずに休むのがよい。その間に、市場の動向などを冷静に眺めて研究するのも相場のうちである。
山高ければ谷深し
何事にも、動があれば必ずその反動がある。株式相場の人気が過熱ぎみで、上げの勢いがついているときは、行きつくところまで行かなければおさまりがつかない。しかし、いったん勢いが止まると、そのあとの下げも予想以上にきついことが多い。

<ら>
漁師は潮をみる
経験豊かな漁師は、潮の流れをよく読み取って、出漁の機会をつかむという。株式投資も、経験をつめば、ちょうど潮が満ちてくるのを感じるように上げ相場の到来を予知できるようになる。銘柄の選択も重要だが、それ以上に投資の時期を選ぶことが大切である。
両建て両損
株式投資では、自信をもって売買することが大切である。相場の上げ下げにつれて、売りなのか買いなのかわからなくなり、両建てする人は、高値で買い建てし安値で売り建てすることが多く、結局、両損になってしまうことがある。

<わ>
割り高に売りなし、割り安に買いなし
株価が、本来の価値以上に値上がりしているのに売り物が少ない場合や、本来の価値以下に値下がりしているのに買い物が少ない場合には、ただ割り高、割り安だからといって仕掛けると思わぬ損失を被ることがある。人気の要素を加えて判断するべきである。
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